三陸ヤリイカジギング
ヤリイカシーズン開幕
11月8日に鉄ジグをイカメタル仕様にカスタムし、冬のヤリイカシーズンがスタートしたばかりの、三陸イカジギングに行ってきました。
お世話になったのは、いつもお世話になっている、岩手県大船渡市崎浜漁港の広進丸、川畑船長です。
イカ鉄ジギング
鉄ジグイカメタル仕様は市販のイカジグ用カンナを使いカスタムします。本来はスプリットリングで結束し、収縮チューブで固定するのですが、このやり方だとカンナが振れてしまい、イカの乗りに影響するようで、私は3号程のラインでぐるぐると巻き結び、収縮チューブで固定しています。カンナフックもジグサイズに合わせて、シングルタイプ、ダブルタイプ、サイズのM〜LLを使い分けています。
三陸イカメタルタックル
近年は三陸でもイカメタルゲームが浸透してきており、各漁港から夜イカ船が出船しています。
三陸でのイカメタルタックルは、ロッドはスピニング、ベイト、どちらでもOKでウェイト100g程度まで操作できるもの、メインラインPE0.4から1号で、リーダーはフロロの2〜5号が基準となります。ジグウェイトは、狙う場所や潮流に合わせて30g位から150g位までをセレクトします。
出港
冬のヤリイカシーズンは3時半、港を出港。今日も釣れる事を祈りつつ、三陸の綺麗な夕陽の中、ポイントへ向かいます。この日はほぼイカメタルの方で船が埋まっており、さらにはメンツもイカ名人だらけです。
30分ほどで、湾外の水深70メートル程のポイントへ到着。船長がすばやく船をアンカーで固定します。
イカ鉄ジギングスタート
まずは、ロッドIRONFLICK,IFLB-6902NDにカウンター付きリールで鉄ジグスイムライダーショート100g、ノースシュリンプカラーでスタート。まずはドロッパー無しで、ジグのみでアピールします。
底まで落とし、大きく強めのワンピッチで誘い上げます。たまにロングフォールを入れたり、ストップを入れたりしながら、誘いを繰り返します。3回ほどワンピッチで上げロングフォールを入れるとズドン。重量感のあるスルメイカが上がってきました。
船の集魚灯に光が入り、周りではヤリイカがポツポツ釣れ始めます。サイズは小さめが多い様です
ここで、ジグをスピンライダー65gクノイチカラー(グローシールカスタム)に変更します。ショートピッチで誘い、ステイした瞬間にドンっとイカがのります。美味しそうなスルメイカです。
この後も、自分はスルメイカが割合が多いので、タックルと誘いを変更。
ヤリイカ狙い
イカメタル専用のウルトラライトのスピニングタックルに持ち替え、ラインもPE0.4号に落とします。ジグはサスライダー45gアルミシルバー(グローシールカスタム)へ変更します。
ハーフピッチでゆっくりのショートジャークで5メートル程誘い、ステイ。するとティップを跳ね上げるあたり。すぐさま、合わせを入れると、この日、1番サイズのヤリイカが乗ります。サイズの割に繊細な当たりです。ここからはヤリイカの繊細な当たりを取り、楽しみます。この日のヤリイカのアタリ棚は底付近に集中していました。
スルメイカ狙い
この後、釣り分けに挑戦し、スルメイカを再度、狙います。スイムライダー150gピンクグローとアイアンフリックのタックルで大きいワンピッチで5メートルほど誘い上げ、ロングフォールでドスン。狙い通りの一杯に大満足。
バチコンアジング
この後、水面に鯖のナブラが沸き、その下に尺アジがいるという噂を聞いていたので、バチコンアジングで狙いますが、この日は鯖の活性高すぎて、アジは反応なしでした。
ヤリイカ4対スルメ6
最終ヤリイカ12杯、スルメイカ16杯でこの日の釣りは終了となりました。スルメイカとヤリイカの誘い、あたりの違い堪能した一日でした。
三陸のヤリイカはこれからサイズも大きくなり、ハイシーズンに突入です。手軽に楽しめ、美味しいイカを味わえます。釣りたてで透明な刺身は釣師の特権です。是非みなさんもチャレンジしてみてはイカがでしょうか?
今回のタックル
ロッド/IRONFLICK,IFLB-6902ND
ライン/WILDEIGHT VerticalPE 0.8号
リーダー/フロロ16lb
フック/イカジグカンナM〜LL
ロッド/シマノセフィアSSメタルスッテS604UL-S
リール/シマノセフィアBB C3000SDH
ライン/PE 0.4号
リーダー/フロロ10lb
フック/イカジグカンナM
使用ジグ/サスライダー
45g
スピンライダー
65g
スイムライダーショート
100g
スイムライダー
150g
結束金具は Fishing Figters鉄腕シリーズ使用
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